
近年、盗聴や盗撮の被害が増えていますが、日本にはこれらの行為自体を直接取り締まる法律がありません。
ただし、機材の設置や情報の漏洩・売買は、住居不法侵入罪や電波法違反などに該当する場合があります。
この記事では、盗聴・盗撮調査やそれらを解決する方法などについて解説しています。
盗聴・盗撮調査とは

盗聴・盗撮の現状
盗聴器や盗撮カメラは、インターネットや専門店で容易に入手可能となっています。
その被害は一般家庭から企業まで多岐に渡っています。
特に、企業の会議室や個人のプライベート空間が狙われるケースが増加しています。
実際の被害状況
例えば、ある自治体では会議内容が外部に漏洩し、明るみになっていない情報が会議にでてしまったケースがあります。
また、個人宅に盗撮カメラが仕掛けられ、気付かぬうちに盗撮されてしまった事態も少なくありません。
盗撮・盗聴はますます身近になっている
最近では、若者の間で無差別に仕掛けて、仲間たちでそれを見て聴いて楽しむ、遊び半分の盗聴や盗撮が急増しています。
また、自分で盗聴器や盗撮カメラを設置することが難しい場合、第三者に副業としての盗聴や盗撮を依頼するケースも増加しており、ますます身近に迫っていることが現状です。
盗聴・盗撮の手口と見分け方

盗聴器・盗撮カメラの種類
盗聴器には、ブラックボックスという、電話回線をアンテナ代わりに電波を飛ばすものや、ボールペンや時計などの日常品に仕組まれたものが多く存在します。
盗撮カメラも、デジタル式の時計や超小型のマグネットに仕掛けられていることが多く、発見が困難です。
盗聴器・盗撮カメラが仕掛けられやすい場所
盗聴器
個人宅の場合は、保安器やクローゼット、時計や万年筆、コンセントに仕掛けられるケースが多いです。
企業では、コンセントやクローゼットの内側とか、デスク下の電話器の分配器、延長コードによく仕掛けられる傾向にあります。
盗聴器は、電源を確保しやすいコンセント周辺や電話機付近に設置されることが多いです。
盗撮カメラ
盗撮カメラは、視界を確保しやすい天井や壁の装飾品に隠されるケースが一般的です。
盗聴・盗撮の兆候と見分け方
以下のような兆候が見られた場合、盗聴・盗撮の可能性があります。
- プライベートな情報が外部に漏れている
- 室内の物の配置が変わっている
- 家電製品に異常なノイズが入る
盗聴・盗撮調査が必要な状況は?
特に以下の状況の場合は、盗聴や盗撮に注意しましょう。
- 一人暮らしを始めたとき
- 引越しや転居後
- 室内に不審な変化や侵入の形跡がある場合
- 常に誰かに監視されている気がする場合
盗聴・盗撮被害にあっていると感じたら

プロへの依頼がおすすめ
盗聴・盗撮の疑いがあるのに、対応の方法が分からない場合は、プロに頼ることをおすすめします。
盗聴器や盗撮カメラの発見や撤去は、知識がないと難しいためです。
セキュリティ意識の向上も大切
盗聴や盗撮の早期発見のため、普段からセキュリティに対する正しい知識を持ち、兆候を早めに掴めるようにしておくことも重要です。
- テレビやラジオのノイズ
- 電話のノイズ
- 電話や電気機器の機材周りの変化
まとめ
盗聴・盗撮の被害は、今や誰にでも起こり得ます。
日常的に警戒心を持ち、不安な箇所があればいち早くチェックしましょう。
不審な点を感じた場合は、専門の調査会社に相談しましょう。
アイムサポートでは、プロによる徹底した盗聴・盗撮調査を提供しています。
安心して暮らせる環境を守るために、ぜひご相談ください。